色見本や色彩体系に求められることを実現する
唯一無二のカラーシステムNOCS

全色域を体系的に表示できること

色彩設計に用いる色見本帳は、個々の色が体系的に把握できるように構成されていることが必要です。色には様々な効果が期待されますが、それは単独で成立するものではなく、常に周囲の色の影響によって決定します。色を選ぶときは色と色の関係を判断した上で実行することが必要なので、色見本にもそのような機能が求められます。

全色域を体系的に表示できること

様々な色を全色域の中に
位置づけることができること

調査によって収集した色彩データ*がプロットできる色見本帳や色彩体系であることが求められます。色彩設計の条件となるこれらの色彩データは、色を選定するための見本帳と同じ色彩体系にまとめることによって、調査から色彩設計の流れをスムーズに実施できます。

*色彩データとは、景観色彩計画では周辺環境色調査のデータ、プロダクトやファッションの色彩計画では市場出現色や色彩嗜好色調査などマーケティングリサーチのデータです。

収集した色彩データの
分類・集計が可能であること

調査によって収集した色彩データは、調査対象や調査時期またモニター属性別などで分かりやすく比較できるように、色名の分類*に沿った集計ができます。誰もがコミュニケーションの取りやすい基本的色名*を用いた分類システムです。

配色の調和計画のガイドとなる、
系統的な配列が見渡せること。

配色調和の形式*を把握し色彩設計の配色を検討するためには、色相とトーンの二系列による系統的な配列を俯瞰することが有効なので、ヒュートーンカラーシステム(Hue & Tone Color System)を採用し、その配列が見渡せるカラーチャートの実現を目指しました。

カラーイメージを系統的な配列に
関連付けて確認できること。

カラーイメージ*は色相とトーンの組み合わせによって系統的に見ることができるので、採用したヒュートーンカラーシステム(Hue & Tone Color System)に基づいて、求めるカラーイメージを取り出せるカラーチャートの実現を目指しました。

カラーイメージを系統的な配列に関連付けて確認できること。 補足資料 拡大 >

様々なデザイン分野の色情報を
共有できるフォーマットや
共通に使用できる色彩ツール。

カラーイメージ*様々なデザイン分野に共通する構成要素「色彩」で各デザイン分野をつなぎ、総合環境としての良好な環境形成を目指すことが色彩の使命です。そのツールとして開発したのがNOCSです。

様々なデザイン分野の色情報を共有できるフォーマットや共通に使用できる色彩ツール。 補足資料 拡大 >

製品製造業務の
各ステップをつなぐツール。

色彩計画の一連の流れはステップごとに担当者が変わり、さらにそこで使用する色彩(カラーシステムや色見本)も別々のものを使用していました。なぜならば、これまでの色彩ツールは用途が限定されていたからです。
色彩計画の目的を達成するためには各ステップを一連の流れとして進めることが必要です。それを可能にするのがNOCSです。

製品製造業務の各ステップをつなぐツール。 補足資料 拡大 >

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